ピルの注意点

不正出血
ピル服用中に不正出血を見ることがあります。しかし、正しく服用している限りはこのような出血は心配要りませんし、またピルの効果が落ちている訳ではありませんので途中で服用を中止せずに続けて下さい。このような出血は服用を続けていけば2〜3ヶ月で起こらなくなりますが、その後も断続的に出血が起こるようであれば、服用を中止して医師にその旨をお話しして下さい。

妊娠を希望する場合
ピルの服用を中止すると、自然に生理が来るようになります。できれば基礎体温を計測して、通常の月経周期に戻ったことを確認してから妊娠に臨んだ方が良いでしょう。

低用量ピルについて

1999年9月から、日本でも低用量ピルが認可を受けて発売されるようになりました。今まで日本で用いられてきたピルは中.高容量ピルでしたが、これに比べて低用量ピルのホルモン量(エストロゲン、プロゲステロン)は半分以下にまで軽減されています。避妊に対してほぼ100%に近い効果を示すばかりではなく、月経困難症、月経過多、月経不順などに対しても有効であるのは中.高容量ピルと同じですが、ホルモン剤服用に起因する副作用症状は、低用量化によりかなり軽減されています。(ピルの副作用についてを参照)ただし、低用量化によって不正出血を起こしたり生理がごく少量になったり、あるいは飲み忘れによる妊娠率の増加が起こったりということがあることは否めません。

 
 


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